ドップラー聴診器って何?いつから使えるの?
妊娠初期は妊婦健診でしかお腹の赤ちゃんの状態を知ることが出来ず、少し不安に 感じることもありますよね。そんな人におすすめしたいのがこのドップラー聴診器です。 今回はドップラー聴診器をいつから、どう使うのかについてご紹介します。
ドップラー聴診器って何?
ドップラー聴診器とは、超音波でお腹の赤ちゃんの心音を聞くことが出来る機器です。
ママのお腹にジェルを塗って、プロープと呼ばれる超音波探触子をお腹にあてることで赤ちゃんの心臓のうごきを確認します。
ドップラー聴診器を使えば、お腹の中の赤ちゃんが元気に育っていることを確認できます。
心音はいつから聞ける?
ドップラー聴診器を正しく使用すると、妊娠10~12週くらいから心音を確認することができます。
大人の2倍くらいの速さで「トットットットッ」とリズミカルに聞こえるのが赤ちゃんの心音ですよ。
ただし、赤ちゃんの体勢などの理由で心音が確認できないこともよくありますので、聞こえなくても不安になる必要はありません。健診の超音波検査で医師と心音を確認しましょう。
ドップラー聴診器は家で使える?
家庭用のドップラー聴診器が市販されているため、健診に同行できないパパもお家で一緒に赤ちゃんの心音を確認することができます。ただ、妊娠週数が早かったり、赤ちゃんの体勢などで聞けなかったりする場合もあることは念頭に置いておきましょう。
●使うときに気を付けてほしいこと
家庭用ドップラー聴診器は「エンジェルサウンズ」など、様々な種類のものが市販されています。購入した商品の説明書をよく読んで、正しい方法で使用しましょう。
また、ママのお腹にジェルを塗って使用しますので、ママの体が冷えてしまわないよう気を付けてくださいね。愛おしいからといって、心音を長時間聞いていたり、聞こえづらくて何度も試したりしないように注意しましょう。
ドップラー聴診器で心音を確認できたからといって、妊婦健診に行かなくて良いわけではありません。あくまで心音を聞くためだけのものですから、必ず妊婦健診で赤ちゃんの成長を確認してください。
さいごに
ドップラー聴診器を使うことで、赤ちゃんがお腹のなかで力強く生きていることを感じられるのは、ママにとってとても嬉しいことです。また家庭で使用すれば、健診に行けないパパともその喜びを分かち合えますよね。
また、心音が聞けなかったとしても不安になる必要はありません。
妊婦検診できちんと赤ちゃんの成長を見守りつつ、家族の楽しみのひとつとして使ってみるといいでしょう。