戌の日の帯祝いってなに？ │ 【Dear ninp】

2020年4月11日

一般的に妊娠5ヶ月の戌の日に安産祈願をする「戌の日の帯祝い」。妊娠して始めて知った方も多いのではないでしょうか？今回は2020～2021年の戌の日スケジュールと由来や内容についてご紹介します。

古来より、犬（戌）は子供をたくさん産み、お産が軽いことから、安産の象徴とされてきました。そこで、一般的に安定期に入る頃の妊娠5ヶ月の最初の戌の日に安産祈願をするようになりました。

戌の日には妊婦さんが「岩田帯」という腹帯（さらし）を締めて安産祈願をします。「帯祝い」とも言います。

神社やお寺で安産祈願をする場合は、予約が必要かどうかなど事前に下調べをした上で申込みましょう。

安産祈願を受け付けている神社やお寺は、全国にたくさんあります。どこで安産祈願をするかは自由ですので、体調が不安な場合や時間に余裕がない場合は近くの神社やお寺に行くと良いでしょう。

当日は初穂料（相場は5,000～10,000円）を納めてからお祓いと祈祷を受け、安産祈願のお守りやお祓いをした腹帯をもらう、という流れになります。服装は自由ですが、神聖な儀式なので、上下スウェットのようなラフすぎる格好やサンダルは避けるのがベターです。

「戌の日」は十二支を日に割り振ったもので、12日に1度巡ってきます。

2020年、2021年の戌の日をチェックしてみましょう。

安定期に入ったとはいえ、まだまだ体調が不安定な妊婦さんもいると思います。「妊娠5ヶ月目の最初の戌の日」は目安にする程度で、妊婦さんの体調を最優先して安産祈願の日を選んでくださいね。

また最近は、代理での参拝を受け付けていたり、郵送での祈祷を行っているところもありますので、ご自分に合った方法を探してみてください。旦那さんや家族と相談して、無理のない範囲でぜひ戌の日の安産祈願をしてみてください。