妊娠初期にできる運動は?注意しなきゃいけないことはある?
妊娠初期はまだまだ体調が不安定のため、運動をしても大丈夫なのか不安に思う妊婦さんも多いのではないでしょうか。ですが出産には運動をして体力をつけておくことも大事なのです。今回は妊娠初期にできる運動とその注意点をご紹介します。
妊娠初期の運動って大丈夫?
妊娠初期にあたる1週目~15週目はまだ体調が安定しない時期で、流産をする可能性も高くなっています。ですが、この時期の流産の原因は染色体異常など赤ちゃん側にあることがほとんど。運動をしたからといって流産をしてしまうということはほぼありません。
むしろ妊娠初期に運動することは、気分転換になったり、むくみを解消したりするなど、妊婦さんにとってプラスになることも多いのです。
妊娠初期にできるおすすめの運動
妊娠初期にできる運動は、あくまで負担の少ない安全なものになります。
耳にすることも多いマタニティヨガやマタニティスイミングなどの運動は、安定期(16週目以降)に入ってから行いましょう。
●1日20~30分程度のウォーキング
運動が苦手な人でも取り入れやすく、短時間から始められるウォーキング。散歩とは違い、歩くときの姿勢に注意しながら全身運動であることを意識して行いましょう。
背筋を伸ばして腕をしっかり振ることで腰に無理な負担をかけることなく効率的に運動効果を得ることができます。ウォーキングの前後は軽くストレッチすることも忘れずに。
●簡単なストレッチ
お腹周りの筋肉には妊娠中の負担が大きくかかってしまうため、ストレッチでほぐして柔軟性を高めましょう。
寝転んだまま膝を左右に倒すだけなど簡単に出来るストレッチは良い気分転換にもなりますよ。
上記のような気軽に出来る運動を継続して行うようにしましょう。
また、万が一のときのために連絡手段となるスマホや診察券などは常に持ち歩いておくと安心ですね。
運動するときの注意点は?
妊娠初期はホルモンバランスが大きく変化します。運動を行っても問題がないか、どの程度の運動が出来るのかを、医師や助産師に確認するようにしましょう。
また、水分補給をこまめに行う、適度な気温の中で行う、違和感を感じたらすぐに運動を中止して医師に相談する、といったことにも注意してください。 妊娠中は、転倒するような動きや激しい上下運動も避けてください。さいごに
妊娠初期は赤ちゃんとママにとって大事な時期。医師や助産師に相談して、安全に運動を行いましょう。運動不足が気になるからといって、決して無理はしないでくださいね。
軽い運動が出来るとストレス発散にもなるので、適度に体を動かして楽しいマタニティ生活を過ごしましょう。