妊娠初期はどうして眠くなる?
妊娠初期にみられる体のトラブルの一つが強い眠気。「しっかり寝ているはずなのにとにかく眠くてたまらない。。」そんな悩みを持っている妊婦さんのために妊娠初期に眠くなる原因と対処法をご紹介します。
妊娠初期に眠たくなる原因はなに?
妊娠初期に眠たくなる原因、それはホルモンバランスの変化です。
妊娠することで「プロゲステロン」という女性ホルモンが多く分泌されます。このプロゲステロンに眠たくなる作用がある為、妊娠初期は眠たくなりやすいと考えられています。
また、ホルモンバランスの崩れが引き起こす、自律神経の乱れなどから、寝付きが悪くなって睡眠不足にもなりやすくなります。
眠くなったときのおすすめ対処法
眠気を完全になくすことは出来ませんが、どうしても眠いというときにおすすめの対処方法をいくつかご紹介します。自分に合った方法を探してみてくださいね。
●とことん寝る
お休みの日など、時間のあるときにとことん寝てみましょう。時間を気にせず眠れると良いのですが、家事などで忙しい場合は短時間でも大丈夫です。無理をしないことが一番なので、眠れるときに寝ましょう。また、眠るときは出来るだけ頭も体もしっかり休める状態にしてくださいね。
●眠気覚ましのツボ押し
左右の目頭の上辺りのくぼんだ部分に親指を当て、骨に沿って押し上げるとスッキリします。眼精疲労にも効果がるのでおすすめです。
●ガムを噛む
「噛む」ことで脳に刺激が加わり活動モードに切り替わります。スッとするタイプのものを選べば、より眠気覚ましに有効かもしれません。虫歯にならないように甘すぎるものは避けることをおすすめします。
●ぬるめのお湯につかる
ぬるめのお風呂でゆっくりと体を温めて、リラックスして眠ることで、夜にしっかりと睡眠をとりましょう。
熱いお風呂は逆に体が目覚めたり、湯冷めしやすくなったりしてしまうので注意が必要です。
さいごに
「眠りづわり」という言葉があるほど、妊娠初期の眠気は多くの妊婦さんが悩まされる症状の一つです。妊娠初期は特に大事な時期ですので、無理せず思い切って寝ることも大切です。 周りの人の理解と協力を得ることで過ごしやすい環境をつくっておきましょう。